《GoToトラベル》愛知・建物と食べ物の2泊4日
GoToキャンペーンを利用して
すでに3ヶ月ほど前になってしまいましたが、愛知県の名古屋市と犬山市を旅してきました。
ちなみに妄想中だった時の計画はこんな感じ。
1日目は移動のみ
往路はVIPライナーという夜行バスを利用しました。
仕事が終わって帰宅してシャワーを浴びて、終電でバスタ新宿に向かい、名古屋駅に着いたのは定刻よりも少し早い6:30頃。
VIPライナーには主要都市の停車場所近くにラウンジがあって、顔を洗って身支度を整えることができるというのが、今回の利用の決め手です。
ただ、今回、名古屋のラウンジは特に女性ですごく混み合っていて、GoToトラベルキャンペーンの影響をひしひしと感じました。
これはもしかして、モーニングのお店もすごく混んでいるんじゃ…と、なんだか悪い予感が的中。
2日目は久々の朝マックから
早々に身支度を整えて、名古屋駅の太閤口の方から15分ほど歩き、まずは一番のお目当てのお店であるKAKO花車本店に向かいましたが、
朝8時前だというのに、家族連れも含めて15〜20人の行列!すごい!
通りの向こう側にはこの喫茶店の系列店もありますが、そこも遠目に行列になっているのが見えて断念。
駅前に戻って、終日モーニングをやっていると有名なリヨンというお店も覗きましたが、こっちも行列。
これは駅のメイチカという地下街にあるコンパルに行っても同じだろうなということで、
あまりにお腹が空きすぎて、リヨンのある地下街から地上に上がって、通り沿いのマックに駆け込んでしまいました。(´ω`)
気を取り直して…
これは名古屋、混んでいるなということで、
朝マックしつつ計画を見直します。
ひとまず早め早めに行動して、混雑を避けたいなということで、名鉄で犬山市へ向かうことにしました。
名古屋から普通電車で30分ほどで、犬山駅に到着。
駅舎から山上にある天守閣が見えて、旅情も高まってくる感じ。
駅からお城まではバスもあるみたいですが、徒歩15〜20分ほどの距離なようなので、歩いて行くことにします。
駅を背に、お城の方に向かって道を右手に入っていくと、古い街並みが残る通りになっていて、いい感じでした。
いぶし銀な雰囲気で、好きな眺めです。
国宝・犬山城
お城までは、最後に結構急な坂を登って到着です。本当に登城って感じ。
門前の券売所で、犬山城と明治村がセットになった入場券2,300円を購入して、天守閣に向かいます。
10:00前だというのに、天守閣前にはすでに行列ができていました。
(後日、このあたりが地元の知り合いにこの話をしたら、犬山城に行列なんて初めて聞いたと言っていました。やはりGoToトラベルの効果なのでしょうか…)
敷地内の木々の葉の紅葉が始まっていて、綺麗です。
10分くらい待って、日本最古といわれる犬山城天守閣の内部に入場。
国宝の建物の中に入って、一番上まで登れるなんて嬉しい!
天守閣なので当然ですが、中はかなり急な階段で、這って上がる感じです。
小さなお子さんはちょっと大変そうでした。
昔の人は現代の私たちより体が小さくて、重い鎧もつけて、どうやってこの中で戦っていたんだろうと思いながら一番てっぺんへ。
上からの眺めはこんな感じ。
お天気は晴天ではなかったけれど、真下に木曽川が流れていて、清々しい気分になります。
…さて、お城周りももう少し見てみたかったですが、人の混雑を考えると、犬山市のもう一つの目的地、明治村へ急いだほうがよさそうだったので、駅に引き返します。
時間は10:30頃で、先ほど通ってきた道なりのお店も開店し始めていました。
飛騨牛の串とか、モンブランとか、五平餅ののぼりが見えて吸い込まれそうになりましたが、…開店前で助かった。
博物館明治村
犬山駅まで戻ったら、駅舎を抜けて反対側の出口に出て、明治村行きのバスに乗ります。
1台目のバスはほぼ満車だったので、少し待って2台目のバスに座って乗車し、30分ほどで明治村に到着。
ここのチケット売り場も行列でしたが、私は犬山城で明治村のチケットも入手していたので、スムーズに入れました。(よかった〜!)
まずは村の入り口を入ってすぐ右の大井牛肉店という牛鍋屋さんへ。
人が多そうなので、先に今日、空席があるか確認したところ、30分後くらいに空きがあるということでした。(よかった〜‼︎)
ということで、お昼のめどもついたので、安心して村の1丁目を散策です。
素敵な建築ばかりが集まる敷地を歩くのも楽しいですが、
少し山の方にきたせいか、木々の紅葉が本格的に始まっていて、とても綺麗で、嬉しかったです。
文化財の建物で牛鍋のランチ
ちょっと小雨がぱらついてきた頃、ちょうど牛鍋の予約時間になったので、お店に戻ります。
お店の建物は、昔、実際にお肉屋さんだった建物だそうで、規模はそんなに大きくありません。
文化財の建物ということで、禁煙の火器厳禁ですが、牛鍋は炭火で作っていただけます。
あつあつのお肉やお豆腐は、卵に潜らせてやっと食べられる感じ。
しっかり味が染みこんでいて、ご飯が進みます。
牛鍋が空になると、次のお客さんが来るまで炭火の上に大きなヤカンを置いて火を温存していました。
ヤカンがのると、炭火の熱が一気に遮断されて顔が涼しくなる感覚がして、知恵だなあと感じます。
デザートの柚子シャーベットまでいただいて、また外へ。
お会計は牛鍋(竹)で4,500円でした。
目指すは帝国ホテル中央玄関
お腹もいっぱいになったので、今回の旅で一番楽しみにしている帝国ホテル中央玄関を目指します。
所在地は明治村の一番奥にある5丁目。
村の入り口からは1キロ以上あるそうで、バスやSLも運行しているみたいでしたが、行列だし、カロリーも消費しないといけないので、てくてく、歩きで目指します。
ゴールデンカムイとのコラボ企画のマップを持っている方や、鬼滅の刃ファンと思われるコスプレをした方も多くて、人出は多かったと思いますが、敷地が広いので、密な感じはあまりしません。
敷地内は大好きなレトロ建築ばかりで、紅葉も綺麗だし、アップダウンが多い道のりでしたが、うきうき気分で歩き続けます。
帝国ホテル中央玄関
素敵な空間でした。
実際に営業している喫茶室のコーヒーの香りが建物の中全体に漂っていて、本当にホテルの中にいるような、優雅な気分で見学できました。
行列で無理だったけど、コーヒーも飲みたかったなあ。
時刻は14:00過ぎ。
今度は勾配を登る感じで、小一時間かけて村の入口まで歩いて戻ります。
一日中モーニングでリベンジ
相変わらずせっかちですが、モーニングのリベンジがしたくて、明治村から犬山城にバスで戻り、そこからまた電車で名古屋駅に戻ります。
時刻は16:00過ぎになっていましたが、朝様子見をしたほぼ名古屋駅前のリヨンというお店は、一日中モーニングメニューがあるということで、リベンジです。
朝の行列は嘘のように静かなお店になっていて、ゆったりフルーツサンドのモーニングで午後のお茶ができました。
コーヒー欲も満たされて、満足満足。
三交インGrande名古屋
モーニングでお茶したあとは、朝、駅のコインロッカーに預けた荷物をピックアップしてホテルへ。
ホテルは2020年4月にオープンしたばかりの新しいホテルで、大浴場付きです。
最寄駅は国際センター駅ですが、名古屋駅から地上でも、ユニモールという地下街を使っても、まっすぐ歩いて徒歩7〜8分で到着します。
立地も設備も、大満足なホテルでした。
地図で見ると、ホテル真下の横断歩道を渡ったところに台湾ラーメンで有名な味仙があったので、晩ご飯を食べようと行ってみたのですが、この日は夜の営業はなし。
結局、名古屋駅の地下街をいろいろ歩き回って、最後は海老どてというお店に落ち着きました。
名古屋名物のどて煮は食べたいけど、あんまり得意じゃないんだよなと思っていましたが、
このお店はどて煮のアレンジで、八丁味噌に海老の味噌や卵を加えたソースを出してくれて、
それに海老フライをつけていただきます。
八丁味噌独特の風味がやわらいだまろやかな味で、美味しかったです。
お値段は1,980円ほどだったと思いますが、ホテルでもらった地域共通クーポンで-1,000円でいただけました。
ごちそうさまでした〜
2日目は正統派モーニングから
今日こそは絶対に朝、名古屋モーニングを食べるぞということで、休日で混み合いそうなKAKO花車本店は平日の翌日に見送って、あまり観光客が集まらなそうなお店(失礼)を目指してみます。
お店は、ホテルから徒歩5分ほど、名古屋駅方面に向かう感じである、ハセ珈琲店。
ネットで記事を見て、まさしく正統派の小倉トースト!という感じのモーニングだなと気になっていたお店です。
このお店は大正解で、コーヒーの香りいっぱいの中でゆっくりモーニングをいただけました!
ヨーグルトの下にはバナナが入っていて、栄養バランスも考えてくれているなとありがたく思いました。
熱田神宮
美味しいモーニングを食べた後は、ドニチエコきっぷという、名古屋市バスと地下鉄が1日乗り放題の切符620円を買って、地下鉄で熱田神宮へ向かいます。
境内には織田信長が桶狭間の戦いの後に奉納したという塀もありました。
快晴の空をバックに本宮にお詣りして、気持ちも新たに古墳に向かいます。
ちなみに、おみくじは小吉でした。
古墳デビュー
今回、旅先に愛知県を選んだ目的は、モーニングと明治村なのですが、このほかに古墳にも行ってみたかったんです。
古墳といえば、兵庫や岡山、群馬が有名だと思いますが、ちょっと1人で行くのは心細かったので、
まずは有名な熱田神宮から徒歩圏内の古墳でデビューです。
名前は白鳥古墳と断夫山古墳。
近くにいるとちょっとした森にしか見えませんが、ちょっと離れてみると、古墳だ〜‼︎
断夫山古墳はぐるっと堀と銀杏に囲まれて、とても気持ちいい場所でした。
味仙の台湾ラーメン
すごくいいお天気で、ウールニットでは暑いくらいだったので、一度ホテルに戻って薄着に着替えつつ、
お昼は昨晩開いていなかった味仙でリベンジです。
朝はちょっと甘めのメニューだったので、台湾ラーメンの刺激がいい感じでした。
サイズはちょっと小さめだったけど、ニンニクチャーハンは午後のお茶のために我慢我慢。
食後は近くの四家道というスポットをちょっとお散歩してみました。
時刻は13:00。午後はどうしようかな〜
喫茶ボンボン
午後は名古屋城観光がマスト、あとは流れでということで、まずは有名な喫茶店である喫茶ボンボンへ。
ここもレトロで、地元からも愛されている感じがして素敵でした。
小さめだからいっかなということで、ケーキを2つも食べちゃった…
徳川園と名古屋城
カロリー消費しなきゃということで、ドニチエコきっぷを利用しつつ歩き回ることにします。
まずは徳川園。ここも紅葉が始まっていてきれいでした。
園内の滝は、江戸時代は尾張徳川家の江戸下屋敷にあったものらしいです。
わざわざ移築してきたと思うと、また興味深い眺めです。
その後は名古屋城へ。
徳川園から白壁地区を経由してきたので、閉園10分前の夕暮れ時の入場になってしまったけれど、その分、西陽がシャチホコにあたって一層キラキラした眺めを見ることができました。
他のお城の印象とはちょっと違う、艶やかなお城だなあと思いました。
山本屋本店の味噌煮込みうどん
あー歩いた歩いた。歩数は今日も2万歩超え。
夜は有名な山本屋本店で味噌煮込みうどんをいただきます。
ユニモール6番出口直結の堀内ビルというビルの地下にもお店があって、まったく並ばずにお店に入れました。
話には聞いていたけれど、本当に煮えてないみたいに硬いおうどんにびっくりしつつ完食。
最後に名古屋駅から栄まで市バスに乗って、夜の夜景ドライブを楽しんで3日目終了です。
シャンティールージュスペシャル
4日目の朝は2日越しで待望のKAKO花車本店へ。
この日は平日で、先日の行列が嘘みたいに静かな店内でしたが、
開店後すぐの時間帯にも関わらず、すでに常連さんと思われる方々がコーヒーを楽しんでいました。
壁にはコーヒー券がたくさん。
名古屋ではこんな風に喫茶文化が根付いているんだな〜と実感します。
この日のコンフィチュールはキウイ、金柑、パイナップルペッパー、マーマレードの組み合わせ。
パイナップルペッパーって何事、と初め思いましたが、一番好きな味だったかも。
マスターたちも何気なく話しかけてくださって、素敵なお店でした。
エビフライサンド
さて、東京に帰ります。
帰りは名古屋駅太閤口から、WILLERの高速バスで。
4列シートのバスでしたが、すごくリラックスできました。
バスに乗る前にメイチカにある8:00開店のコンパルで有名なエビフライサンドを購入していて、お昼過ぎに東京に戻っても名古屋グルメを楽しむことができました。
好みのレトロな建物と、美味しい食べ物で大満足、お腹いっぱいの2泊4日の旅でした!
ただいま
交通費 ¥8,550
宿泊代(gotoトラベル割引価格) ¥10,790
その他(食事、入園料) ¥12,154
地域共通クーポン -¥2,000円
てくてく度 🐾🐾🐾